segunda, 01 agosto 2016 21:09

水球…「格下」日本がとる常識破りの戦略とは?

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「水中のハンドボール」、それとも「水中の格闘技」

ゴールキーパーを含む7人の選手が、プール内のゴールにボールを入れて得点を競い合う。泳ぎながらボールを片手で巧みに操る別名「水中のハンドボール」。

 大きさ30メートル×20メートルほどのフィールドで水深は2メートル以上。審判の見えない水面下で殴ったり蹴ったり相手をつかんだりといったラフプレーは珍しくないため、「水中の格闘技」の異名も。8分間×4ピリオドを泳ぎぬく強靱きょうじんな体力が必要で、男性選手は逆三角形の屈強な体格。英語で「Water Polo」は、その昔、水に木馬を浮かべてプレーしたことから、その名がついたとも。

ボールを獲得してから30秒以内にシュートまで持ち込まなければいけない。ボールを持った選手への攻撃は認められているが、ボールを持たない選手を沈めたりして攻撃する行為は反則とされる。重

い反則を犯せば「退水」を命じられ、20秒間プレーに参加できない。この「パワープレー」の間が、人数の多い方のチームの得点チャンスとなる。

 32年ぶりに五輪出場を果たした日本の男子水球チーム「ポセイドン(海神)ジャパン」が編み出したのが、水球界の常識を覆す戦術「パスライン・ディフェンス」。

 攻撃陣は通常、ゴール前にセンターフォワードを中心に選手が半円形に並び、パスを回しながらシュートの機会をうかがう。これまでディフェンスはシュートを防ぐため、相手とゴールの間に身を置くのが普通だった。これを相手へのパスを阻止するためゴールと反対側に入る陣形にした。素早くカウンター反撃に転じることのできる「超攻撃型ディフェンス」(大本洋嗣監督)。反面、相手に抜かれれば、がら空きの自陣に攻めこまれるため、日本代表は猛練習で泳力とスタミナを養い、大会に向けて準備してきた。

オリンピックにおける水球の歴史は古く、男子は1900年のパリ大会から採用されている。英国発祥のスポーツで、水球王国・ハンガリーやセルビア、ギリシャなど、ヨーロッパには強豪国が多い。日本の水球の常識を覆した戦術が、格上のチームに通用するかがみどころ。女子は2000年のシドニー大会から正式種目となったが、女子の日本代表は予選で敗退したため、リオ五輪には出場できない。

 日本では学生主体のマイナー競技だったが、五輪を機に水球をメジャーなスポーツにしたいと関係者は期待している。日本代表選手が所属するクラブチーム「ブルボンウォーターポロクラブ柏崎」があり、水球の町として知られている新潟県柏崎市ではリオ五輪のパブリックビューイングなども予定されている。

 

YOMIURI

Ler 360 vezes Modificado em terça, 16 agosto 2016 09:55

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